TRICK'N TRY MOTOSUKO'13 <レポート>

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5月18・19日の2日間にわたって、富士五湖の本栖湖で開催された「TRICK'N TRY MOTOSUKO 2013」は、予想されていた天候とは異なり、風に恵まれた中で行われました。
逗子での初戦、そして2013年シーズン2戦目となるフリスタ。プロクラスのファイナリストはまた同じ2人なのか、そして果たしてどちらが優勝するのかに注目が集まっていました。

開会式

浩庵荘 赤池宏文様、石井久孝 フリースタイル委員長&ヘッドジャッジ

いつも通りに「クルクル」と「トリックマスター」から始まった競技でしたが、例年よりもグッとレベルアップした印象があり、一度も沈することなくヒートを終えたり、終始止まることなく演技を終えるなど、フリースタイルのベースとなる微風下でのトリックもとても見応えのある、僅差の戦いとなっているヒートが多く見られました。

クルクルクラススタート、午前中からプレーニングコンディション

「クルクル」クラスでは、初出場となる、琵琶湖パイレーツハーバーの伊勢田氏の子息である伊勢田浩志選手が優勝。2位にはこちらも初出場である長沼選手が入りました。

クルクルクラス優勝 伊勢田選手、2位 長沼選手

クルクルクラス3位 藤井選手

クルクルクラス入賞者

また、「トリックマスター」クラスでは、3年ぶりの出場となる木下兄弟の弟、飛鳥選手が優勝。キレのあるGECKOが印象的でした。そして、とてもトリッキーな動きを見せる堀内選手が2位となりました。

トリックマスタークラス優勝 木下飛鳥選手

トリックマスタークラス2位 堀内選手、3位 鶴巻選手

トリックマスタークラス入賞者

土曜日の午前中は、通常の本栖湖よりも早めの時間から吹き上がり始めたため、「クルクル」と「トリックマスター」のファイナルヒートを残したまま、バルカンクラスのヒートと「オープン」クラスのトーナメント開始となりました。
風速が上がったとはいってもなかなか安定しないコンディションだったため、バルカンクラスの選手もオープンクラスの選手も苦戦。土曜、日曜の両日で行われたヒートでしたが、バルカンクラスでは完全にメイクしたのは村尾選手ただ1人。完璧なバルカンでした。

バルカンクラススタート、バルカンクラス優勝 村尾選手

バルカンクラス優勝 村尾選手

バルカンクス2位 小貝選手、3位 中山選手

バルカンクラス入賞者

オープンクラスには、ウイメンズながらプロでもある穴山選手が参戦。このところレベルアップが著しい鎌倉の浮田選手、常に上位に食い込んでくる紅林選手、古橋選手等が活躍を見せてくれました。
逗子の大会ではスペシャルクラスに参戦し、今回はオープンクラスへと戦いの場を換えた馬場選手は、ベーシックなムーブを的確にメイクし、土日両日の2つのラウンドで3位と1位の結果となり、優勝を手にしました。
プロクラスとオープンクラスの狭間に位置する選手は少なくはない。今後のクラス設定に課題を提示したことにもなるのだろうと思われます。

オープンクラス優勝 馬場選手、2位 古橋選手

オープンクラス3位 穴山選手、3位 紅林選手

オープンクラス優勝 馬場選手

オープンクラス入賞者

プロクラスにも久しぶりの参戦となる選手が参加。三浦・FINEの桑谷選手、江の島・3Eの加藤選手の両名は随分と久しぶりの大会と言っていいでしょう。
フリースタイルゲレンデとしても名前が挙がる三浦をベースにしている桑谷選手は、ベーシックなブームを中心に戦うが、ガスティ、シフティなコンディションにやや戸惑いがち。
一方の加藤選手は、非常に短いブローの中でも、短時間でプレーニングさせ、スイッチし、技を仕掛ける。しかもメイク率が高いとあって、今回のコンディションの中ではかなり光る存在でした。ウイナーズブラケットでは1回戦で敗退したものの、ルーザースを勝ち進み、結果3位に食い込み、ベストアマの表彰も受けました。

今回のプロクラスでも、前評判通りにファイナリストは小林選手と吉田選手。逗子での戦いが冷め止まぬまま本栖湖に入ってきたといっていい雰囲気でした。選手同士はとても仲がいいのですが、秘めたる闘志が見え隠れしていました。
この2人のヒートでは、難易度の高い技が連発。しかもメイク率が高いため、非常に盛り上がるヒートになります。ワンハンドやスイッチは当たり前で、540もベーシックテクのように見えてきます。
ファネル、フラカ720、コノ、シャカ、クロなど、難易度の高い技のぶつけ合いとなるヒートは、ウイナーズで1回、ルーザースで2回と、この2人だけで3回のヒートを戦いました。グランドファイナルにもつれ込んだ勝負は、僅差で吉田選手の勝利。2013年度の2戦目となるこの大会を制しました。

プロクラス優勝 吉田洋海

プロクラス2位 小林悠馬

プロクラス3位 加藤友隆、4位 長嶺大

プロクラス5位 佐藤秀雄、6位 梅川努

プロクラス優勝 吉田洋海、ベストアマチュア&プロクラス3位 加藤友隆

プロクラス入賞者

スーパーセッション選手ミーティング、プロクラス出場選手

ジャッジテント、閉会式

レポート:霜山 厚
写真:池田良隆

動画リンク:
JPWA YouTube http://www.youtube.com/user/jpwamov?feature=mhum
検見川ヒロさんのHP http://www.nonmon.com/banana/