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リザルト・大会レポート

ピザーラ クア・アイナ カップ2013 - 大会レポート

大会会場
大会会場
フリースタイルクラスミーティング
フリースタイルセッション3位 梅川努
フリースタイルセッション2位 加藤友隆
フリースタイルセッション優勝 小林悠馬
フリースタイルセッション優勝 小林悠馬
JWAフリースタイル委員長 吉田洋海
トーインセッションミーティング
トーインセッションスタート
トーインセッション
トーインセッション
トーインセッション
トーインセッション
トーインセッション
閉会式
ウイナーコール
フリースタイルセッション表彰
2013JWAフリースタイル年間チャンピオン小林雄馬
2013JWAフリースタイル年間チャンピオン小林雄馬

ピザーラ クア・アイナ カップ2013 大会が今年も日本ウインドサーフィン界最大級の大会として
11月23日、24日と2日間に渡り神奈川県三浦市三浦海岸/横須賀市津久井浜にて開催されました。
今回で13回目と歴史有る大会となってきています。

フリースタイルクラスは去年に引き続きJWAプロDIV.フリースタイル競技の公式戦、2013年シーズンの3戦目にして最終戦として行われました。
今シーズンは開幕戦逗子大会では、逗子が地元でも有る小林悠馬プロが優勝。
次戦、本栖湖大会では吉田洋海プロが優勝。
この最終戦までわずかにランキングポイントの差は有るものの、どちらが年間タイトルを獲得するのか注目されて迎えた大会となりました。

今年もプロアマオープンクラスとして開催しました。
関東のアマチュアフリースタイラーも積極的に参戦してくれています。

今大会は土曜、日曜とも北東風の予報ながらもフリースタイルクラスを十分に行うには少し物足りない予報。
土曜の早朝が一番コンディションの整う可能性があった事から、事前予告で可能性として提案されていた通り、フリースタイルクラスの選手集合時間、ヒート開始時間を早めて行いました。

運営、選手とも早めに動きインサイドに風が不安定でフリースタイルを行うには少し弱めな事からジャッジも船に移動し、沖合での競技エリアでまずは正式なランキングには含まれないセッション形式でのコンテストを行いました。
10分ヒートでのベストワントリックの採点として、6人~7人ヒートの2UPで行いました。

ファイナルに残ったのは、加藤選手、互選手、梅川選手、小林選手。
実際ヒート中に飛べたのはこの4名だけ。
アンダーコンディションながら、わずかなブローで走りだし素早くトリックに結びつける技術が求められました。
道具のチョイス、チューニング、ブローの見極め、そして走り出しの技術。ベーシックで当たり前の事でありながら、このコンディションではそこが勝敗の大きなファクターとなりました。

優勝は小林悠馬選手。
プレーニングするかしなかいかぐらいの走り出しから素早い仕掛けのグラビーが印象的でした。
準優勝は加藤友隆選手。
プレーニングに繋がる鋭いパンピングからの技の仕掛け、ウイリースキッパーからの複合技が印象的でした。

比較的軽量な選手が上位にあがった印象はあるが、日本のコンディションを考えた場合、軽風対策は選手としてやるべき項目に上がって来るだろう。
道具のチョイス細かいチューニングや走らせる技術は、魅せる演技、競技者として工夫し向上させるべき所であろう。

その後もやはり風が軽風であった事から、午後からは、近年世界のフリースタイルコンペティションでも行われている、トゥーインを行う事に。
今回はファインの桑谷氏の協力のもと1日目2日目午前とトレーニングタイムを設け、2日目午後にはエキシビジョンタイムと称し行われました。
トゥーインを何度か経験している、吉田プロ、小林プロの演技がやはり目立っていました。

ビーチからは多くの歓声が上がり注目されました。
今後もこういったコンディションとなった場合には、フリースタイルのパフォーマンスとして取り入れて行くべき物なのかもしれない。

残念ながら今回は競技が出来る風が吹く事はなく、正式なランキング戦は不成立という形で第3戦そして今シーズンのJWAフリースタイル競技も終了しました。
2013年の年間チャンピオンには小林悠馬プロが輝く結果に。
昨年度ランキングは2位。本人にしてみれば遂にという所だろう。
今シーズンは地元逗子大会でのプロクラス初優勝が非常に大きい。
彼は難易度の高い技を失敗を恐れず繰り出す演技が印象的だが、今シーズンはメイク率さらに完成度を高めてきた事が結果に繋がったという事だろう。

来年度のプロクラスは、小林悠馬、吉田洋海のトップ2強が中心か。
いやトップ2も飛躍的にレベルアップしているが、今シーズンも全体的に選手のレベルアップがみられた。ベテラン、若手が入り交じるその他の選手の努力も見逃せない。
今大会のセッションでも準優勝の加藤選手など全選手が来年の初戦に向け更に練習を積みどれだけ実力を上げて来るか。トップ常連の2人にどれだけ食い込んで行けるか。
今から来年の戦いが楽しみだ。

努力を続けているフリースタイラーは少なくない。
そして積極的に大会に参加してくれる選手もいる。
更にチャレンジし参戦してくれるフリースタイラーを増やす事。
更にフリースタイルに取り組むセイラーを増やす事。
来年も日本のウインドサーフィン、フリースタイル競技はプロアマ、フリースタイラー、全員で盛り上げて行きます。
来年も日々の練習、普及イベント、そして大会と、このウインドサーフィンフリースタイルの熱い魅力を全国に向けて伝導していきましょう。
来年に向けてまたレベルアップを目指して練習を重ねて行きましょう。
選手の皆様今シーズンもお疲れさまでした!

また表彰式の場で小林悠馬プロは来年は世界挑戦予定と発していました。
日本から世界へ。たのもしい言葉に彼の更なる成長に期待したい。
世界と繋がっている選手がいるという事はとても大事でその経験値は日本のフリースタイル界にも好影響をもたらしてくれる事でしょう。
若武者の挑戦を皆様もどうか応援をしてあげて下さい。

最後にこの場を借りて、
今回も素晴らしい大会を開催して下さったメインスポンサーのフォーシーズ様と大会関係者の皆様に御礼申し上げます。
今シーズンフリースタイルは3戦行え、これもご支援ご協力して頂いたスポンサーの皆様、関係者の皆様のお陰です。改めて感謝申し上げます。
また来年もどうぞご協力を宜しくお願い致します。

文  山本卓史
写真 池田良隆